令和4年12月10日(土)、人吉市カルチャーパレス 小ホールにて「令和4年度 熊本県消防協会消防団長等研修会」を開催しました。
参加者は約160名。研修会では合資会社代表社員 下田文仁様から「球磨川と生きる~豪災害からの再起」というテーマで、被害状況、再起への道程、新たな挑戦、球磨川と生きるために当時の映像を交えながら講演がありました。
また、人吉市消防団からは、消防団詰所や自己車両、自宅等が浸水被害に遭う中、自己は顧みず、住民の救助活動や安否確認、水防活動に係る取り組みついて、 球磨村消防団からは、自宅に取り残された住民を消防団員の機転により地元の保育園にあった可動式プールを救命ボートに仕立て救助した話など、令和2年7月豪雨災害の消防活動状況について報告がありました。
突然の豪雨による球磨川等の河川氾濫の激しさと、その前後から消防関係者が避難誘導、人命救助、不明者捜索、土砂撤去、生活支援等に懸命に奮闘された様子が改めて会場内に伝わり、たいへん有意義な研修会になりました。